選挙解体新書

地方選挙の解説、最新の選挙科学の研究、そして選挙の独自分析を紹介してます。

富士市長選2017、候補者紹介【小長井と植木の激戦再び】

12月17日告示され、24日に選挙が行われる富士市長選挙。

 

現在までの立候補者は2人。再選を目指す現職の小長井義正市長(55)と静岡県議会議員の植田徹氏(68)の一騎打ちだ。このふたり、ともに自民党籍を持ち、前回2013年の選挙も市長選を戦った因縁を持つ。つまりこの富士市長選挙、2回続けて自民党員同士の一騎打ちとなる非常に珍しい市長戦となる予定だ。

 

 前回の得票は小長井氏41030票、植田氏38838票と2200票余の接戦だった。自民党員同士という戦いということもあり、国政の情勢に左右されず、個人対個人の激しい選挙戦が予想される。小長井氏が再選を決めるのか、植田氏が雪辱を果たすのか。候補者二人の経歴は以下の通りだ。 

現職 小長井義正(こながい・よしまさ)氏

http://www.city.fuji.shizuoka.jp/shisei/c0301/fmervo000000jbzr-img/mayoraisatu.jpg

reference: 市長ごあいさつ | 静岡県富士市

 

 富士市出身。富士高校・一橋大学商学部卒業。ニチメン(現・双日株式会社)に8年間勤務したのち退職し、富士市に店を構える実家の小長井米店に従事。富士市青年会議所副理事長などを経て、1997年に行われた富士市議会議員補欠選挙に立候補し初当選を果たす。以降、市議会議員を5期16年務めたのち、2013年に行われた前回市長選に立候補する。対立候補は今回と同じく植田徹氏だったが、激戦の末、初当選を果たした。

 

 今回が2度目の市長選となる。小長井氏は、6月23日に議会答弁で市長選への立候補を表明。「3年間でまいた種が成長し一定の答えは出てきているが、結果が十分に出ていないものもある。理想としている『生涯青春都市 富士市』の頂には到達していない」と次の市政に意欲を示した。

 

公式サイト:小長井義正公式Webサイト | 生涯青春都市

 

新人 植田徹(うえだ・とおる)氏

http://www.jimin-kk.com/d_img/dm08.jpg

reference: 静岡県議会・自民改革会議 同志紹介

 

 富士市生まれ。日本大学生産工学部卒業。28歳で植田とおる行政書士事務所を開設する。小長井氏と同じく富士市青年会議所の副理事長などを経て、1995年の静岡県議会議員に自民党から立候補し、初当選を果たす。2013年に富士市長選挙に立候補するため県議を辞職するまで5期18年間県議を務めた。

 

 前回2013年の市長選には無所属で出馬。県と市の連携を訴え、県議時代に培った人脈や親類などを中心に選挙戦を戦ったが惜しくも小長井氏に及ばなかった。落選の2年後、2015年に行われた県議会議員に立候補し6度目の当選を果たしている。今回の市長選に臨むため、ふたたび県議を辞職する。

 

 小長井氏とふたたび相見えることになった植田氏は、「現在の富士市政は停滞感が目立つ。県とのパイプを生かし、産業や観光などの活性化を進めたい」と静岡新聞の取材に述べている。具体的には、田子の浦港へのクルーズ船誘致による観光振興や、新東名高速道新富士インターチェンジ周辺での企業誘致などによる内陸フロンティア構想の推進などを挙げたと報道されている。

 

公式サイト:植田とおる

 

アンケートで選挙結果を予想しよう

 

富士市長選挙のつぶやき

 

参考資料

小長井義正 - Wikipedia

https://mainichi.jp/articles/20170624/ddl/k22/010/290000c

静岡県議会議員選挙(2003年4月13日)

富士市長選立候補 植田氏が正式表明|静岡新聞アットエス

富士市長選へ出馬意向 静岡県議の植田氏|静岡新聞アットエス