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武蔵野市長選2017、候補者紹介【国政の前哨戦か】

 

 

 2017年9月24日告示され、10月1日に投開票が行われる予定の武蔵野市長選挙。

 

 現職の邑上(むらかみ)守正市長は8月14日に開いた臨時の記者会見で、4選を目指して立候補しないことを表明している。その直後、8月18日には、民進党の元都議会議員、松下玲子氏(46)が無所属で立候補することを表明した。そして、9月1日には、自民党の武蔵野市議会議員、高野恒一郎氏(45)が立候補に向け最終調整に入ったと報道され、また9月5日には記者会見を開き、立候補する意向を正式に表明した。これにより、民進党系候補と自民党系候補の一騎打ちとなる公算が高くなっている。また、都民ファーストの会からの立候補があるとの噂もある。候補者が増え次第、追記させていただく。

 

 武蔵野市議会は、共産・民進系の会派が市政与党となっており、リベラル・左派が強い自治体と言える。今回の市長選も、現在のところ、リベラル系候補と保守系候補の一騎打ちとなりそうだ。武蔵野市民はどちらの候補を選ぶのだろうか。注目される。

 

 候補者の経歴は以下のとおりだ。

新人 松下玲子(まつした・れいこ)氏

 

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reference: 松下玲子 元東京都議会議員 (@matsushitareiko) | Twitter

 

 愛知県名古屋市生まれ。苫小牧東高等学校、実践女子大学文学部卒業。1993年からサッポロビールに勤務、2001年退職。2004年に早稲田大学大学院経済学研究科修士課程応用経済学専攻修了し、同年松下政経塾に入塾。2005年に行われた東京都議会議員選挙・武蔵野市選挙区に民主党から出馬。自民党現職の小見濃氏を激戦の末破り、初当選を果たす。2009年の選挙でも小見濃氏らを破り再選を果たす。

 

 3選をかけた2013年の都議選では、自民党の新人との激しい選挙戦の末、落選。その差わずか800票あまりだった。今年、2017年に行われた都議選に再起をかけ出馬するも、都民ファーストの会所属の新人議員に5000票あまりの差をつけられ、2位での落選だった。今回は、都議選の選挙区として戦ってきた武蔵野市で首長を目指した選挙となる。

 

 

 今回の武蔵野市長選挙には、無所属で立候補する意向を表明しているが、民進党、共産党、武蔵野・生活者ネットワークの支持を受ける見通し。8/23日に開かれた選挙に向けたキックオフ集会には、現職の邑上市長も名を連ねている。松下氏は、邑上市政を「継承し、発展させたい」と強調。住民投票制度を含む自治基本条例の制定や待機児童の解消を目指す考えを示し「若い世代、困難を抱える子どもや高齢者の不安に、もっと光をあてる」と述べたと報道されている。

 

website:松下玲子 Official Site – 子ども子育て応援宣言!

 

新人 高野恒一郎 (たかのこういちろう)氏

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reference: 高野恒一郎 (@koichiro_takano) | Twitter

 

 武蔵野市生まれ。市立関前南小学校、第五中学校卒業。プロスキーヤーを目指し都立保谷高校を自主退学。その後、プロスキー教師、水泳指導補助員、スポーツクラブ経営等を経て、2013年に行われた武蔵野市議会議員補欠選挙に自民党から立候補。初当選を果たす。2015年の選挙では、37人の候補者中最多の2561票を獲得しトップで再選している。9月5日の記者会見で、市長選に無所属で立候補するため、自民党に離党届を出し、同日付で市議を辞職したことも明らかにした。

  

 高野氏は今回の立候補にあたり、「日本一働く市長を目指す。現市政を継承するのではなく、改革する」と決意表明。引退する邑上市長(59)の路線を継承すると述べた松下氏とは違い、市政を転換する考えを示している。 また、JR武蔵境駅北口に公民連携(PPP)で建設中の商業施設事業については「(吉祥寺駅、三鷹駅と合わせた)3駅前の市有地を活用して保育園を設置したい」と、見直しを明言していると報道されている。

 

 

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参考資料

http://mainichi.jp/articles/20170901/ddl/k13/010/123000c

https://mainichi.jp/articles/20170815/ddl/k13/010/080000c

https://mainichi.jp/articles/20170901/ddl/k13/010/123000c