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選挙解体新書

選挙の役に立つ研究・分析を紹介します。

googleは選挙結果を予想できるか?さいたま市長選での検証

 

 選挙結果を事前に予測する可能性のひとつとして、選挙区の市民のウェブ上での検索数やSNSでの発言量などから、選挙結果を予測する方法がある。

 

 ネットでよく検索されたり、SNS上でよく言及されたりする候補者は市民の関心が高いことを反映しているので当選しやすいのではないかというアイデアである。このアイデアは、現在世界中の研究者が検証しているようだ。

 

ヤフー、検索数のビッグデータから参院選の結果予測 :日本経済新聞

Why Google May Be the New, Better Way to Predict Election Results - The Quint

 

ここではシンプルに、googleでの検索数と選挙結果の関係を検証する。対象となるのは2017年さいたま市長選挙のデータだ。

 

さいたま市長選に立候補していたのは、

現職:清水勇人氏 無所属

新人:中森福代氏 無所属

新人:前島英男氏 共産党推薦

の三人である。

 

候補者の検索数の推移

選挙戦一週目

 

f:id:HAPUO:20170513175612p:plain

選挙戦が始まった直後は、清水氏と中森氏が互角か、少し中森氏がリードしていた。

しかし選挙戦2日目になるあたりから、清水氏の検索数が一貫して中森氏を上回っていた。

 

 

選挙戦二週目

f:id:HAPUO:20170525204038p:plain

選挙戦後半も、差はわずかではあるが、現職の清水氏がリードしていた。

その傾向は最終日を迎えても変わらず、若干ではあるが、清水氏リードのまま投票日を迎えている。

 

一方前島英男氏は、清水氏・中森氏に比べ検索数は非常に少なく、google トレンドに反映されないほどだった。

 

2週間を通した全体の検索ボリュームを比較すると、清水氏11:中森氏7:前島氏0である。

 

検索数が予想する投票パターン

 

ということで、google trendsの結果のみから予測する投票結果は、

定性的な順位は、1位清水氏、2位中森氏、3位前島氏であり、

定量的な得票数は、清水氏が最も多く、中森氏がその6~7割程度、そして前島氏が大きく差を開けられるというものになる。

 

はたしてこの予測は、どれくらい実際の選挙結果と整合性があるのだろうか。

 

実際の投票結果

 

結論から言うと、順位のみの予測はうまく当たっていた。

1位が清水氏、2位が中森氏、3位が前島氏という選挙結果である。

さいたま市長選、現職・清水氏3選 市のPR路線、信任受けた結果に

 

しかし、定量的な得票数の予測となると、ほとんど当たってないと言えるだろう。

 

 清水氏が20万票以上の大量の得票を集めているのに対して、次点の中森氏は6万3000票あまりと清水氏の30%程度の票しか得られていなかった。

 

 前島氏の得票に関しては、予測と実際の選挙結果がより大きく外れていた。検索数ではほとんどゼロに等しかった前島氏であるが、実際の選挙では53000票あまりと中森氏に近い票を得ていた。

 

 つまり中森氏に関しては得票数を過大推定していたのに対して、清水氏・前島氏に関しては過小推定していたことになる。

 

なぜ検索数で予測できなかったのか

 

 検索数と投票数に乖離があった原因はなんだろうか。

 

 考えられる理由のひとつは、わざわざ検索をするのは「まだ投票するのを決めていない層」すなわち「無党派層」であることがあるだろう。逆に、投票先を決めている支持者たちはわざわざネットで検索をせずに投票すると考えられる。

 

 この場合、支持層が比較的固まっている現職の候補や、政党の支持・推薦を受けた候補者は、検索数だけで投票数を予測すると過小評価になってしまうだろう。

 

 これが、現職の清水氏と共産党推薦の前島氏の得票数を過小推定してしまっていた理由かもしれない。

 

 また単純に、ネットで検索しない層の投票動向を全く考慮できないことも理由として考えられる。

 

 とはいえ、今回はたった一回の選挙に基づく考察だ。

 今後行われる市長選挙でも検索数と得票数の関連を検証し、うまく選挙結果を予測できるようなモデルを構築したい。

 

 

関連記事

 

 

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「市議選は選挙ポスターが9割」な理由

 

2005年、選挙に関わる全ての人を驚愕させる研究成果が、世界で最も影響力のある学術誌Science誌に発表された。

 

 この研究では、二人の政治家の顔写真を提示し、どちらの顔が「より有能そうに見えるか」と質問する単純な実験を行った。この二人は実際に選挙を争った二人だ。

 

 このシンプルな実験は驚くべきことを予測していた。なんと、政治家の見た目だけで判断した結果が、実際の選挙結果の70%近くを言い当てていたのである。

 

 さらに驚くべきことに、被験者はたった0.1秒だけしか顔を見てない場合でも同じ結果になったのだ。たった0.1秒の直感による選択と、アメリカ国民の実際の投票結果が似ていたということだ。

 

 つまり、この研究は、多くの有権者は実績や政策を元に慎重に候補者を評価して投票しているのではなく、顔の見た目という極めて少ない情報によって投票している可能性をはじめて明らかにしたのだ。

  

election.hateblo.jp

 

どういうとき、有権者は「顔」で選ぶのか?

 

直感で政治家を選んでいるのは、アメリカ国民だけでない。

 

この衝撃的な研究が発表されたのち、世界中の国民を対象に研究が行われ、世界中の国民が、少なからず政治家を見た目で選んでいることが明らかにされたのだ。

 

もちろん日本も例外ではない。

 

しかし、当然ながら、すべての国民が政治家を顔で選んでいるわけではない。見た目の有能さとは別に、政治家の実績や政治理念で判断している国民もいる。

 

どんな有権者が、政治家の顔を特に重要視するのかがわかれば、効果的な選挙活動につながるだろう。イケメン好きの有権者に投票してもらうためには、「顔」を良くするしか方法はないのだ

 

では、誰が、見た目で投票しているのだろうか?

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/01/John_Edwards_Pittsburgh_2007.jpg/1280px-John_Edwards_Pittsburgh_2007.jpg

John Edwards - Wikipedia

知識のない有権者は見た目を重視する

 

同じマサチューセッツ工科大学の研究者らは、米国の上院議員選挙と州知事選挙に投票した36500人の有権者のデータを解析し、どういう特徴を持った有権者が候補者の見た目を重視するのかを調べた。

 

この解析の結果、選挙にあまり興味がなく、選挙や政治に関する知識の少ない有権者は、有能そうにみえる候補者に投票する傾向が高い、つまり候補者の「見た目」を重要視することがわかった。

 

 

テレビ好きも見た目を重視する

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/33/TV_highquality.jpg

Reference:File:TV highquality.jpg - Wikimedia Commons

 

さらに選挙に関する知識をあまり持っていない有権者の中でも、特にテレビをよく視聴する有権者は、見た目を重要視することもわかった。一方で、選挙や政治の知識の多い有権者は、テレビの視聴時間に関係なく、候補者の見た目を重要視しないようだ。

 

 つまり、政治にあまり関心がなく、候補者とテレビのみで接することが多い有権者層は、候補者の経歴や実績ではなく「見た目」を重視することがうかがえる。

 

地方選挙は見た目が勝負

 

この研究が示すメッセージはシンプルだ。

 

 候補者の情報が少ない場合、有権者は「見た目」で投票する。

 

 日本の地方議会議員選挙においては、選挙期間が1週間以内と短く、候補者に関して豊富な情報をもっている有権者は極めて少ない。候補者のことをよく知っている有権者がいるとしても、それはすでに誰かを支持している可能性が高い。

 

地方議会選挙における無党派層の有権者は、選挙に関する情報をほとんど持っていない有権者とみなすことができる。そのため、地方議会選挙の無党派層から票を得るためには、候補者の見た目が非常に重要であるはずだ。

 

投票先を決めていない無党派層が参考にできる情報は、選挙公報、選挙ポスター、リーフレット程度である。すべて顔写真が含まれる。また、投票所にいくまでだれに投票するか決めてない無党派層が最後に出会う情報は、選挙ポスターだ。

 

 

つまり、「選挙ポスターの顔」が全てを決めるのだ。

 

 

どういう顔を選挙ポスターに使うべきか。

 

では、どういう見た目がいいか。

 

科学者たちは明確な答えをだしている。

 

それは、「有能そうに見える顔」だ。

 

選挙ポスターに使う顔は、なるべく多くの人に「どの写真がもっとも有能そうに見えるか」と質問して選んでもらい、ベストな顔写真を選ぶのがよいだろう。これ以上の方法はない。

 

間違っても、写真館のオーナーのおススメや、有力な後援者の一存で決めてはならない。最悪なのは、若く見える写真を自分で選ぶことだ。

(若く見えることは、投票されにくいことがわかっている)

election.hateblo.jp

 

 

 地方選挙は、選挙ポスターの顔写真で勝負が決まると言っても過言ではない。

 

 

主要参考資料

  • Olivola
  • Todorov. Elected in 100 milliseconds: Appearance-Based Trait Inferences and Voting.

 

 

USA!USA! 国旗を見た国民は、無意識に投票先を変えてしまう

 

 あなたがなんとなく決断したことが、実は他人にコントロールされた結果だとしたらどう思うだろうか。陰謀論じみて聞こえるかもしれないが、われわれの意思決定や行動は関係のない先行情報に大きく影響を受けていることがわかっている。

 

 例えば、老人に関連する単語を含む課題に回答した実験参加者(大学生)は、老人とは無関係な単語を用いた課題に回答した参加者に比べ、実験終了後に廊下を歩く際の歩行速度が遅くなることが示されている。

 

 このような、ある刺激を目にし、その刺激から特定の固定観念(上の実験の場合、老人)を想起することが、その後の行動に無意識に影響を与えることをプライミング効果と呼び、心理学はじめさまざまな分野で精力的に研究されている。

 

 実は、プライミング効果は、投票行動にも存在することがわかっている。つまり、あるモノを見ることで、有権者の投票行動が無意識に変化してしまっている可能性があるのだ。

 

目にするだけで投票先が変化するモノ、それは国旗だ。

 

 

 

サブリミナルな国旗が、投票先を変える

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2c/Flag-of-Israel-4-Zachi-Evenor.jpg/220px-Flag-of-Israel-4-Zachi-Evenor.jpg

 イスラエル・ヘブライ大学の研究者らは、国旗を目にすることが投票行動にどのように影響するかを調べた。この研究で注目すべきは、国旗を16ミリ秒、つまり0.016秒しか被験者に見せていない点だ。つまり、被験者は国旗を目にしているが意識していないのだ。つまり、サブリミナルな刺激である。国旗を一瞬だけ見せられた被験者の投票行動はどのように変化するだろうか。

 

 実験の手順はこうだ。まず、愛国心スコアの高い保守的グループと愛国心スコアの低いリベラルグループに分けられた。その後、半数の被験者はイスラエルの国旗を、もう片方はイスラエルの国旗をパーツを元に作られた国旗ではない図形を、0.016秒提示された。その後、パレスチナ問題に関わるアンケートを実施し、政治的なスタンス(保守的かリベラルか)を評価された。

 

 その結果、国旗は政治意識を「中庸」に変化させた。つまり、保守的なグループはよりリベラルよりに、リベラルグループはより保守的になったのだ。さらにこの研究では、国旗の提示が、実際の投票行動も、中道に変化させる効果があることも示している。研究者らは、イスラエルにおいて国旗は団結の象徴であるため、有権者を中庸に向かわせる結果なったのではないかと考えている。

 

 

国旗は共和党支持を増やす@USA

 

 国旗が持つイメージは国によって違っている。特に共和党と民主党の二大政党制をとるアメリカ合衆国では、国旗は共和党のイメージと強く結びついている。

 

 シカゴ大学の研究者らは、アメリカの国旗を目にすることが「共和党」への支持を増やす可能性を報告した。研究者らは、インターネットを用いた調査を行い、国旗を目にすることが、政治的な態度や投票行動に与える影響を調べたのだ。このとき、半分の被験者には、左上の隅に小さな国旗を配置した画面を提示し、半分はなにも提示しないという処理を行っている。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9b/US_Flag_Backlit.jpg/800px-US_Flag_Backlit.jpg

 

 

 小さな国旗は、重大な影響をもたらした。国旗を見たグループは、そうでないグループよりも、共和党の候補(ジョン・マケイン)への評価が高くなったのだ。また実際の投票行動も変化した。国旗をみなかったグループのうちマケインに投票したのは16.5%だったのに対して、国旗を見たグループでは27.2%だった。

 

 信じがたいことかもしれないが、この効果8ヶ月後も続いていた。8ヶ月後、選挙に勝った民主党オバマ大統領の実績を評価するアンケートを実施したところ、国旗をみたグループは、見なかったグループよりもオバマ大統領へ有意に低い評価を与えていたのだ。

 

 なぜイスラエルでは“団結”の効果が見られた国旗であるが、アメリカ合衆国ではむしろ逆の効果をもたらしているように見える。研究者らは、特に2大政党制のとき、片方が国旗と結びつきやすいブランディングをしているときには、国旗は団結よりも片方の政党への指示に偏らせてしまう効果があると考察している。

 

 

 日本国旗の効果は?

 

 さて翻ってわが国ではどうだろうか。

 

 主要政党の党大会の写真をみると、自由民主党・民進党などは国旗を掲げている一方、共産党・社民党などは国旗を正面に掲げている写真は非常に少ない。

 

 推測するには情報が少なすぎるかもしれないが、政党によって国旗イメージとの結びつきは違っているだろう。そのため、日本においても、有権者が国旗を目にすることが投票先の選択になんらかの影響を与えているかもしれない。

 

 日本では公民館や体育館などが投票場所に使われることが多い。場所によっては、国旗が掲示されている投票所もあるかもしれない。もしかすると、国旗が掲揚されている場所では、有権者の投票行動が無意識に変化させられているかもしれない。

 

 

参考資料

Hassin et al. Subliminal exposure to national flags affects political thought and behavior

Carter et al. A single exposure to the American flag shifts support toward Republicanism up to 8 months later

 

 

 関連記事

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【病院はいずこに】半田市長選挙、立候補者の紹介と解説

2007年5月28日告示、6月4日に投開票が行われる半田市長選挙。

 

 立候補者は、現職と新人合わせ3人。争点は、半田市立半田病院の移転先。現市長らが進める市職員駐車場への移転プロセスに対して、新人候補らが反対を表明している。

 

 三選を目指す現職の榊原純夫氏に対して、新人で医師の浅野まりな氏と元信用金庫支店長の松井秀樹氏が挑戦する形だ。

 

 候補者の経歴をざっと見ていこう。

 

現職 榊原純夫(さかきばら・すみお)氏 

http://www.city.handa.lg.jp/hisho/shise/shicho/images/shichou2_1.jpg

 現職市長。愛知県立半田高校、京都大学を卒業。1975年から半田市役所に勤務、2005年には退職し、同じく半田市の助役に。2007年からは榊原伊三市長の元、副市長に就任。

 

 2009年の市長選挙には、民主党の支援を得て立候補。自民党の支援を得た前愛知県議会議員の加藤精重候補を破り初当選した。このとき、「市民税10%削減」を公約の柱に掲げていた。続く2013年の市長選挙でも無所属の候補を破り再選。今回が三度目の市長選挙となる。

Website:  半田市/市長プロフィール

 

 

新人 浅野まりな(あさの・まりな)氏

http://asanomarina.jp/images/asano_7336rgb-crop-u8140.png?crc=146844206

 

 現市長の榊原氏と同じく半田高校出身。名古屋大学農学部、名古屋大学医学部を卒業し、医師に。2008年より半田病院に入職。7年間勤務したのち退職し、名古屋大学医学系研究科の博士課程に在籍。

 

 半田病院の移転先を巡って組織された市民団体「半田病院のあり方を再考する会」の会長を務める。半田病院の高台への移転を推進したい考えだ。また市長給与のカットも公約にしている。

Website: 浅野まりな公式サイト【半田市】

 

 

新人 松井秀樹(まつい・ひでき)氏

https://pbs.twimg.com/profile_images/845572685329420288/umpP5-ag.jpg

 

 半田農業高校を卒業後、知多信用金庫に勤務。支店長などを務めた。半田市立半田病院の移転先を巡って市の提示する候補地に反対し、白紙撤回を求めている。

Website: 松井秀樹(新しい風を吹かせます) (@roninhideki1868) | Twitter

 

 

 

参考資料

名古屋に続いて…半田市長選も「10%減税」掲げ初当選 - ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

https://mainichi.jp/articles/20170401/ddl/k23/010/077000c

http://www.yamakita.info/news/entry-4290.html

半田市長選挙に「浅野まりな」さん立候補予定です|女性首長を実現する会 愛知

浅野まりな記者会見 半田市長選

 

 

【新宿区】都議選、候補者の紹介と選挙予想

2017年6月23日告示、7月2日に投票が行われる東京都都議会議員選挙。

 

新宿選挙区では、どのような戦いが繰り広げられるのか。これまでの選挙の解説と、立候補者の紹介をしたいと思う。

 

都議選、新宿選挙区のこれまで

 

f:id:HAPUO:20170520170400p:plain

杉並選挙区は定数4人。

2001年以降の過去4回の得票数の変遷を図にした。

 

 これまでの4回をみると、共産党・公明党・自民党は安定して議席を一つ守っている。そこに民主党が食い込めるかどうか、という展開だった。前回2013年の選挙は、民主党候補者が敗れ、自民党が2議席を獲得している。今回の選挙では、民進党候補者の出馬は今のところ報道されていないようだ。

 

 前回の選挙では当選した自民・自民・公明・共産の4候補とも、17000から19500票の間に入る接戦だった。今回2017年の選挙では、3党4候補者に加え、都民ファーストの会と議員ゼロの会から参戦が予定されている。定員4人の枠を巡って、眠らない町新宿で、激しい戦いが繰り広げられる。

 

 

 

 

立候補予定者の紹介

(2017年5月20日現在)

 

秋田一郎(あきた・いちろう)氏

http://www.togikai-jimin.jimusho.jp/wp-content/themes/tjimin/images/member/photo-akita.jpg

自民党現職。バーミンガム大学大学院修士課程修了。2001年に東京都議会議員に立候補、30000票以上の得票でトップ当選。2005年再選するも、2009年の都議選では自民党候補が二人になった影響からか、票が割れ落選。しかし2013年の都議選で再度当選する。現在3期目。

Website: 秋田一郎 - 東京都議会議員 秋田一郎 公式サイト

 

大門幸恵(だいもん・さちえ)氏

http://sachiedaimon.up.n.seesaa.net/sachiedaimon/image/DSN_4237_CMYK.jpg?d=a3

自民党現職。早稲田大学大学院修了。会計事務所勤務などを経て、独立。税理士事務所を開く。2015年、新宿区議会議員に立候補し初当選。2016年には、新宿選挙区都議会議員補欠選挙に立候補し、当選。今回が2度目の都議選となる。

Website: 大門さちえ 都政に挑戦!

 

古城将夫(こじょう・まさお)氏

http://www.komei.or.jp/km/kojomasao/files/2017/02/20170105_2_sp.jpg

公明党新人。日本大学大学院修了後、高速バス会社等勤務を経て、公明党本部に入社。公明党 東京都本部 広報宣伝局次長・青年局次長、公明党 新宿総支部 副総支部長などを務める。

今回が初めての選挙戦となる。

Website: 古城まさお

 

大山とも子(おおやま・ともこ)氏

http://www.gikai.metro.tokyo.jp/images/membership/jpg/007.jpg

共産党現職。白梅学園短大を卒業後、区立保育園で保育士を14年務める。新宿区議を経て、新宿都議に立候補し当選。現在6期24年を務める。共産党都議団幹事長、財政委員などを歴任。

Website: 大山とも子 公式サイト

 

森口つかさ(もりぐち・つかさ)氏

https://pbs.twimg.com/profile_images/756158338493059073/N6JFqm5F.jpg

京都大学を卒業後、民間企業勤務などを経て、衆議院議員小池百合子事務所に入所。2016年の東京都議会議員補欠選挙(新宿区選出)に小池百合子氏の推薦を受けて出馬するも、前述の大門幸恵氏に敗れ落選。今回の選挙では、都民ファーストの会からの出馬となる。現在、都民ファーストの会都政改革委員(新宿区担当)。

Website: 森口つかさ公式ホームページ

 

菅澤治希(すがさわ・はるき)氏

www.youtube.com

地方議員ゼロの会所属。新潟県立中条高等学校を卒業後、都内にてグラフィックデザイナー。議員ゼロの会に関しては上の動画を参照。

Website: https://www.facebook.com/haruki.sugasawa

 

 

新宿選挙区の予想・見どころ

 

4人の定員に6人が立候補予定の新宿選挙区。

 

 前回の選挙戦の結果を見る限り、現在議席を獲得している自・自・公・共のうちどこが議席を落としても不思議ではない。ただし、これまでの経歴の長さから、3期務めている自民・秋田氏と6期務めている共産・大山氏はリードしているかもしれない。

 

 公明党としては、立候補した以上絶対に落選してはならないという暗黙の掟があるので、公明党新人の古城氏は死に物狂いで激戦を戦うだろう。自民党大門氏は、区議になってまだ2年あまり。地盤の弱さを、政界入りから2年で都議再選に臨むその勢いで押し切れるか。

 

 注目の都民ファーストの会所属の森口氏は、前回の選挙で大門氏に2倍近い票差をつけられて敗北している。今回の選挙では、都民ファーストの会への世論の風を味方につけて飛躍できるか注目だ。

 

 

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